タイトルの決め方の基本は、ジャンルが伝わること、具体的であること、言いやすく検索しやすいこと、ほかの作品と重ならないことの4つです。このタイトルジェネレーターは、ジャンルを選び、必要なら物語のキーワードを入れると、そのジャンルでよく使われるタイトルの型にふさわしい言葉を組み合わせて、候補を10個ずつ出します。
使い方
- ジャンルを選びます。いろいろ混ぜたいときは指定しません。
- 必要なら、物語の中の言葉を1つ入れます。物、場所、動物、季節などです。
- 生成し、気になる候補をコピーして、企画を売り込むつもりで声に出してみます。
いいタイトルの条件
- ジャンルを約束する:ホラーのタイトルは、あらすじを読む前から冷たく感じられるべきです。コメディのタイトルなら、目くばせしてもかまいません。
- 具体的である:抽象的な言葉より、具体的な名詞が勝ちます。1つの物や場所を軸にしたタイトルは、ポスターを作る人にも手がかりを与えます。『万引き家族』や『ドライブ・マイ・カー』のように、具体的な言葉が物語を想像させます。
- 言いやすく、探しやすい:聞いた人が書けないタイトルは、検索してもらえません。
- 使われていない:決める前に「タイトル 映画」のように検索します。タイトルはふつう著作権で守られませんが、有名な作品と同じだと観客も検索結果も混乱します。
仮タイトルか、決定タイトルか
多くの脚本は仮タイトルで世に出て、あとで名前が変わります。テレビドラマや映画でも、企画段階の仮題から放送や公開の直前に題名が変わるのは珍しくありません。下読みやコンクールを通るのに十分なものを選び、あとはいつでもプロジェクトの名前を変えればよいのです。タイトルはきちんとした表紙に載せ、ログラインをその隣に置いておきましょう。
決める前にタイトルを試す
- 文の中で言ってみる:「〇〇って観た?」と言いにくければ、人にすすめるのも言いにくいタイトルです。
- 「映画」を付けて検索する:既存の映画、小説、ゲームが検索結果の1ページ目を占めていたら、別のものにします。
- ログラインと並べて読む:タイトルは、ログラインと同じジャンルと雰囲気を約束しているべきです。
- ポスターや配信サービスのサムネイルに1行で載せた姿を想像する:短い言葉は小さな画面でも残りますが、長い文は読まれません。
- タイトルだけを見せて、どんな物語を想像するか2人に聞く:2人が同じように外れたら、タイトルは別の方向を指しています。
ジャンル別のタイトルの型
| ジャンル | よく見られる型 |
|---|---|
| ホラー | 脅威を帯びた場所や物:「〇〇の家」「〇〇の夜」 |
| スリラー、サスペンス | 緊張感のある短い名詞句:「最後の〇〇」「〇〇の境界」 |
| 恋愛 | 時間、場所、恋しさ:「〇〇で、君と」「〇〇の季節」 |
| コメディ | 引っかかりのある人物や状況:「〇〇な〇〇」「〇〇、はじめました」 |
| SF | システム、信号、場所:「〇〇計画」「〇〇の向こう」 |
日本の映画や小説では、『君の名は。』『カメラを止めるな!』のように句読点や記号まで含めて印象を作るタイトルや、内容をそのまま説明する長いタイトルも見られます。型を知ったうえで、あえて外すのも一つの手です。
先に物語が必要なら、ストーリージェネレーターがジャンル別に設定を作り、ログラインジェネレーターがそれを1文にまとめます。
よくある質問
生成したタイトルはオリジナルですか?
型と言葉の組み合わせなので、ほとんどは新しいものですが、短いタイトルは偶然既存の作品と重なることがあります。公に使う前に、どのタイトルも検索してください。
タイトルに著作権はありますか?
一般に、タイトルは短すぎるため著作権では守られません。シリーズ作品などでは商標として登録されている場合があるので、そのタイトルで展開を考えているなら事前に確かめてください。
タイトルはどれくらいの長さがいいですか?
多くは短い1〜4語程度です。印象的なものや笑えるものなら長いタイトルも成り立ちますが、短いタイトルのほうが覚えやすく、検索しやすく、ポスターにも収まります。
キーワードの欄はどう使いますか?
「灯台」のように、物語の中の言葉を1つ入れます。いくつかの候補で名詞の代わりにその言葉が入るので、自分の題材から発想を始められます。
小説のタイトルの決め方も同じですか?
基本は同じです。ジャンルが伝わり、具体的で、言いやすく、ほかと重ならないこと。小説の新人賞に応募するなら、表紙と同じくタイトルとあらすじが最初に読まれるので、2つが同じ雰囲気を約束しているかを確かめてください。