Scenaloom AIは、脚本エディタに組み込まれたシナリオAIの執筆アシスタントです。あなたが選んだ範囲の原稿と、世界観の設定、添付したファイルを読んで提案を返します。提案を自分で適用しないかぎり、原稿は1文字も変わりません。

範囲を選ぶ:1行、1シーン、原稿全体
アシスタントにどこまで読ませるかは、あなたが決めます。依頼ごとに、現在の行、この要素、このシーン、選択範囲、アウトライン、原稿全体のいずれかを範囲として選びます。
ほぼ決まっているセリフ1行を磨くなら狭い範囲、テンポや緊張感の相談ならシーン単位が向いています。原稿全体は、ミッドポイントがどこに来ているか、サブプロットが回収されているかなど、全部を読まないと答えられない問いのための範囲です。範囲の考え方はAIアシスタントの仕組みで説明しています。
提案はすべて、あなたの承認待ち
作者はあくまであなたです。返ってくるのは提案で、読み比べて、使わずに流してもかまいません。適用は別の操作として明示的に行い、適用した変更はバージョン履歴に記録されます。いつ変えたかを確かめ、前の文に戻すこともできます。
脚本と小説のためのAI執筆ツール
書き手が何度も繰り返す作業を、すぐに頼めるツールにしています。脚本では、範囲を選んで次のいずれかを選びます。
- 言い換え:意味はそのまま、別の言葉で。
- 簡潔に:同じ芝居を、より少ない言葉で。
- 緊張感を高める:やりとりの賭け金を上げる。
- より映像的に:説明された気持ちを、カメラに映る動きに置き換える。
- キャラクターの口調で:その人物の話し方に近づける。一人称や語尾の違いも意識します。
- サブテキスト:人物が思っていることより、セリフに言わせる量を減らす。
- カスタム:自分で書いた指示。
小説のプロジェクトでは、続きを書く、書き直す、描写、膨らませる、アイデア、フィードバックが使えます。それぞれの例はAI執筆ツールにあります。
アドバイザー:Script Doctorなど
プロジェクトごとにアドバイザーを1人採用して、アシスタントの視点を物語に合わせられます。連続ものには、脚本を診断するScript Doctor(スクリプトドクター)と、縦型ショートドラマ向けのShort-Drama Producer。映画には、ビート構成を見るBeat Structure Coach、神話的な旅の構造を見るMythic Journey Guide、商業長編の観点から助言するCommercial Feature Advisor、時系列を崩した構成を設計するNonlinear Narrative Plannerがいます。
スクリプトドクターを実行すると、原稿を読んで講評のメモを返します。ほかの回答と同じく、メモは提案にすぎません。どれを取り入れるか、取り入れないかはあなたが決めます。
Scenaloom AIを使った直しの流れ
口論のシーンが長くなってしまったときの依頼は、たとえば次のようになります。
- シーンを選び、範囲を「このシーン」にします。
- 「簡潔に」を選ぶか、「同じ言い合いの繰り返しを削って、最後の一言は残して」のように自分で指示を書きます。
- 提案を、自分の原稿と並べて読みます。
- 適用するか、そのまま書き続けます。適用したあとで気が変わったら、バージョン履歴から前の文に戻せます。
世界観の設定とファイルをふまえて答える
一般論ではなく、あなたの物語についての答えが返ってきます。アシスタントは、あなたが書いた世界観の項目(ログライン、中心テーマ、その世界のルールなど)と、参照を許可したナレッジのファイルを読みます。
ナレッジのファイルは.txt、.md、.fountain、.csv、.json、.pdf、.docxに対応し、1ファイル10MBまで、PDFは200ページまでです。連続ドラマの企画書、原作小説の1章、取材メモなど、参考にしたい資料をそのまま置けます。
シナリオAIがしないこと
Scenaloom AIがあなたの代わりに脚本を書き上げることはなく、勝手にページを書き換えることもありません。提案するのはAI、決めるのはあなたです。AIが見るのは、指定した範囲と世界観、選んだファイルだけです。
AIで脚本を自動生成したいときは
エディタの中のScenaloom AIは、脚本を代わりに書くものではありません。脚本はあなたのもので、AIは指定した部分を手伝います。白紙の前で手が止まったときは、無料ツールが出発点になります。
- 無料のAI脚本ジェネレーターは、設定を入力すると脚本の書式で短い1シーンを書きます。エディタで開いて書き直せます。
- 無料のストーリージェネレーターは、ジャンルごとに主人公、舞台、きっかけ、目的、障害、賭け金、どんでん返しを組み合わせます。
- 無料のログラインジェネレーターは、質問への答えから3通りの型で1文の企画を作ります。
- プロジェクトの中では、構成から作ったビートがアウトラインの目安のページを示し、書いたシーンにはアシスタントが講評を返します。
脚本ができたら、動画プロジェクトで絵コンテや生成した映像に進めます。詳しくはAI動画作成をご覧ください。
各プランで使えるAIの量
利用量は、月ごとのアシスタントとのチャットとAI執筆カードの回数で数えます。無料プランはチャットが月10回、執筆カードが月10回で、Writer、Pro、Studio、Studio Maxではさらに多く使えます。違いは料金ページで比べられます。まずはプロジェクトを開いて、1シーンで試してみてください。
よくある質問
AIは脚本を書けますか?
ScenaloomのシナリオAIは、脚本を書くのを手伝うためのもので、代わりに書き上げるものではありません。セリフを簡潔にする案、ト書きをより映像的にする案、シーンの構成についての講評などを出し、何を入れるかはあなたが選びます。変更にはすべてあなたの承認が必要で、バージョン履歴に記録されるので、原稿はあなたのものです。
シナリオAIが断りなく脚本を書き換えることはありますか?
ありません。Scenaloom AIが返すのは提案で、適用は別の明示的な操作です。適用した変更はバージョン履歴に記録されるので、何が変わったかを確かめ、いつでも前の文に戻せます。一度も適用しなければ、原稿は書いたときのままです。
質問したとき、AIはどこまで読んでいますか?
あなたが選んだ範囲(現在の行、この要素、このシーン、選択範囲、アウトライン、原稿全体のいずれか)と、世界観の項目、参照を許可したナレッジのファイルです。範囲の外にあるプロジェクトの部分は読みません。
無料プランでもAIは使えますか?
はい。無料プランには、アシスタントとのチャットが月10回、AI執筆カードが月10回含まれ、カードの登録も不要です。Writer、Pro、Studio、Studio Maxでは毎日使う人向けにさらに多く使えます。画像、動画、音声の生成はクレジットを使い、アシスタントとのチャットとは別に数えます。
スクリプトドクターとは何ですか?
スクリプトドクターのアドバイザーが原稿を読み、講評のメモを返す機能です。メモはほかの回答と同じく提案として届き、あなたが自分で変更を適用しないかぎり脚本は変わりません。
ScenaloomはAIで脚本を自動生成するツールですか?
エディタの中では違います。エディタのScenaloom AIは、選んだ行、シーン、原稿全体に対して書き直しや膨らませる案、講評を出し、あなたが使うものを適用します。何もないところから始めたいときは、無料のAI脚本ジェネレーターが設定から短い1シーンを書き、ストーリーとログラインのジェネレーターが土台になる物語を作ります。