ログラインとは、映画やドラマの企画を売り込むときに使う、物語の核を1文にまとめた要約です。このログラインジェネレーターに、誰の物語か、何が物語を動かすか、主人公は何をしなければならないか、何が立ちはだかるか、失敗したら何を失うかを書き込むと、実績のある3つの型でログラインを書くので、並べて比べられます。
ログラインジェネレーターの使い方
- 主人公を、名前ではなく数語で説明します。「美咲」より「燃え尽きたフェリーの船長」のほうがずっと多くを伝えます。
- 物語を左右するなら、欠点を足します。「10年間、島から一歩も出ていない」など。
- きっかけ、目的、障害、賭け金を書き込みます。きっかけは「〜した」、目的は「〜する」の形で書くと、文が自然につながります。
- 3つの版を比べ、いちばん強いものをコピーして、自分の言葉で書き直します。
ログラインの3つの型
| 型 | 形 | 強み |
|---|---|---|
| きっかけ・目的・障害 | 〔きっかけ〕とき、〔主人公〕は〔目的〕しかないが、〔障害〕。失敗すれば、〔賭け金〕。 | 定番。原因、目的、対立、代償がそろう |
| 主人公から | 〔主人公〕は、〔きっかけ〕ことをきっかけに、〔目的〕ことになる。失敗すれば、〔賭け金〕。 | 誰が何をするかを先に示す |
| 対立を中心に | 〔主人公〕は〔目的〕ために動き出すが、〔障害〕。失敗すれば、〔賭け金〕。 | 対立を真ん中に置く |
チェックで確かめること
- 長さ:日本語なら60〜120字ほどが目安です。短すぎると対立が抜け、長すぎるとあらすじになってしまいます。
- 名前ではなく説明:読む人にとって、名前はまだ何の意味も持ちません。形容詞と立場が人物を伝えます。
- 障害:立ちはだかるものがなければ、物語ではなくただの作業です。
- 賭け金:主人公が失敗したら何が失われるのかが、読む人に分かるようにします。
ログラインの例
主人公:10年間島を出ていない、燃え尽きたフェリーの船長。きっかけ:見知らぬ人が夜のフェリーに赤ちゃんを置いていく。目的:夜明けまでに赤ちゃんを母親のもとへ届ける。障害:母親の居場所を知る唯一の男が、その子を自分のものにしようとしている。最初の型で書くと、こうなります。「見知らぬ人が夜のフェリーに赤ちゃんを置いていったとき、10年間島から一歩も出ていない燃え尽きたフェリーの船長は夜明けまでに赤ちゃんを母親に届けるしかないが、母親の居場所を知る唯一の男が、その子を自分のものにしようとしている。」
日本の脚本コンクールや企画書では、ログラインのほかに、200〜400字ほどの短いあらすじや、物語を数行にまとめたコンセプトを求められることもあります。ログラインはその土台になります。例や陥りやすい失敗はログラインのガイドで、設定がまだないときはストーリージェネレーターを使ってください。
ログラインを脚本の隣に置く
Scenaloomでは、ログラインはプロジェクトの世界観に入り、講評を頼んだときにAIアシスタントが読みます。だから提案があなたの物語から外れません。無料でプロジェクトを始める。
よくある質問
ログラインとは何ですか?
映画やドラマの物語を1文で伝える要約です。主人公、物語を動かすきっかけ、目的、障害、賭け金を含め、結末の手前で止めます。プロデューサーや審査員に企画を一言で伝えるために使います。
ログラインはどれくらいの長さですか?
1文が基本で、賭け金を添えるなら2文まで、日本語なら60〜120字ほどが目安です。英語では25〜50語とされることが多いです。主人公を説明で示し、きっかけ、目的、障害、賭け金を入れ、結末の前で止めます。
ログラインに登場人物の名前を入れますか?
ふつうは入れません。「免職された救急隊員」のような短い説明なら人物像が伝わりますが、名前は人物に会うまで何も伝えません。
ログラインに結末を書きますか?
書きません。ログラインが売り込むのは設定と対立です。結末を書くのは、あらすじやトリートメントです。
AIでログラインを作るツールですか?
違います。あなたの答えを、ブラウザの中で3つの実績ある文の型に組み立てます。ログラインはあなたの物語からできていて、どこにも送られません。