Scenaloomは、脚本から絵コンテまでを1つのプロジェクトで進められる絵コンテアプリです。シーンごとのショットリストと絵コンテ、生成したコマやポスター、動画と音声のテイク、複数トラックのタイムラインが、脚本と同じ場所に置かれます。生成にはクレジットを使い、費用は実行する前に表示されます。

Scenaloomのシーンの絵コンテ。番号付きのショットに、内容、サイズ、アングル、動き、レンズ、秒数の列がある
各シーンを番号付きのショットに分け、サイズ、アングル、動き、長さを決めます。

シーンごとのショットリスト

ショットリストは、それが属するシーンに付いています。脚本と少しずつずれていく別の表計算ファイルではありません。シーンをショットスタジオで開き、ショットを足し、カメラの設定を決め、そのシーンに提案されたショットを確かめます。

「ショットを提案」でシーンをショットリストに分け、「このショットを追加」でボードに並べ、「コマを描く」で最初のコマを描きます(画面は英語版)。

撮影チームに渡すときは、ショットリストをExcelやGoogleスプレッドシート向けのUTF-8のCSVで書き出します。ショットの各項目は絵コンテとショットで説明しています。

1シーンの絵コンテの作り方は、たとえば次のとおりです。

  1. シーンをショットスタジオで開きます。
  2. 提案されたショットを見て、使うものを残します。
  3. ショットごとにカメラの設定を決めます。
  4. クレジットの費用を確かめてから、絵コンテのコマを生成します。
  5. ショットリストをCSVで書き出し、撮影チームに渡します。

脚本とつながった絵コンテ

言葉の横に、シーンが絵になって並びます。シーンごとに絵コンテがあり、そのコマは組んだショットから生成できます。監督、撮影監督、脚本家が同じ絵の並びを見て、同じものについて話せます。手描きの絵コンテを作る前の、字コンテに近い下書きとしても使えます。絵コンテそのものの書き方は絵コンテのテンプレートのガイドにまとめています。

ショットとコマは、それが属するシーンの下に置かれます。シーンは柱から作られるので、絵コンテは脚本と同じ順序で整理されます。

制作用のリール

演出の指示を付けた短い映像を計画できます。リールは5〜15秒の映像で、独自のショットリストと、ムード、レンズ、光についての演出を持ちます。パイロット映像、企画のプレゼン、雰囲気を伝えるイメージ映像に向いた形です。

演出の項目は、全員に共通の言葉を与えます。ムードはその映像がどう感じられるべきか、レンズはカメラがどれだけ寄り、どれだけ広く撮るか、光はどこから来て、どれだけ硬く当たるかを示します。

画像、動画、音声の生成

プロジェクトから離れずに、企画書や準備のための素材を作れます。

  • 作品のポスターとキャストのポスター。
  • ショットごとの絵コンテのコマ。
  • 登場人物の衣装シート。
  • 動画のテイクと音声。

動画プロジェクトには画面の向き、種類、カメラの設定があるので、縦型のショートドラマと横長の映画のシーンを同じアカウントに置けます。

複数トラックのタイムライン

素材を順に並べられます。タイムラインは動画のテイクと音声を複数のトラックに並べるので、リールやシーンを組み立てて通して見られます。3つのテイクを順につないで見ると、ロケ地を押さえる前に、シーンのリズムが成り立っているかがいちばん早く分かります。素材とタイムラインの関係は生成素材と動画にあります。

生成にかかる費用

使う前に料金が分かります。画像、動画、音声はクレジットを使い、実行のたびに先に費用が表示されるので、月末に驚くことはありません。

無料プランでは毎日10クレジットが補充され、使わなかった分はUTCの午前0時に失効します。Writer、Pro、Studio、Studio Maxでは、本格的な制作のためにさらに多く使えます。違いは料金ページで比べられます。

制作を脚本の隣に置く理由

多くの現場では、脚本をほかの4つのツールに写し、何週間もかけてそろえ続けます。Scenaloomではシーン、登場人物、場所が原稿から読み取られるので、ショットリスト、絵コンテ、キャスティングとロケ地の一覧は、先月の稿ではなく今のページから始まります。

プロジェクトを開いて、最初のシーンのショットを組んでみてください。

よくある質問

脚本から絵コンテを作れるアプリですか?

はい。Scenaloomでは脚本の各シーンに絵コンテがあります。シーンのショットを組んでから、そのショットの絵コンテのコマを生成します。コマはそのシーンの下に保存されます。生成にはクレジットを使い、費用は実行前に表示されます。

絵コンテの作り方は?

まずシーンをショット(カット)に分け、ショットごとにサイズ、アングル、動き、秒数を決め、それから各ショットの絵を描きます。Scenaloomでは、ショットスタジオでショットを提案させて必要なものを残し、カメラの設定を決めてからコマを生成します。手で描く場合も、この順で考えると迷いません。

画像や動画の生成にはいくらかかりますか?

生成にはクレジットを使い、正確な費用は実行のたびに先に表示されます。無料プランでは毎日10クレジットが補充され、使わなかった分はUTCの午前0時に失効します。月20ドルからの有料プランでは、日常的な制作のためにクレジットが増えます。

リールとは何ですか?

Scenaloomのリールは5〜15秒の短い映像で、独自のショットリストと、ムード、レンズ、光の演出を持ちます。パイロット映像、企画のプレゼン、イメージ映像に向いていて、複数トラックのタイムラインで組み立てられます。

絵コンテやショットリストを撮影チームに渡せますか?

ショットリストはUTF-8のCSVで書き出せ、シーン一覧、キャスティング、ロケ地、小道具も同じです。脚本はエディタの画面と同じPDFのほか、Final Draft(.fdx)、Fountain、Word(.docx)、テキスト、Markdownで書き出せます。