ショートドラマ脚本の講評:Last Call
書き手の狙い
縦型ショートドラマの第1話として読みました。現金の入ったバッグ、死んだ父、外のヘッドライトを約1分で見せます。俳優2人、セット1つで、フック、どんでん返し、クリフハンガーを作ることが書き手の狙いです。
最優先の課題
最初の3秒が雨と拭き掃除になっています
スマホで観る視聴者にとってのフックは現金です。きれいなカウンターから始めると、視聴者が見続けるかを決める数秒を使ってしまいます。
MARA (50s) wipes a counter that is already clean.
人物描写としては良い細部ですが、縦型の視聴者にとっては最初ではなく2番目に見せるべき画です。
改善の方向
- バッグがカウンターに落ちる画から始め、Maraにカットしてください。
- あるいはヘッドライトから始めて、現金をどんでん返しとして効かせてください。
うまくいっている点
Your dad's been dead six years.
中盤のきれいなどんでん返しです。金が謎に変わります。
Outside, headlights sweep the window and stop.
必然性のあるクリフハンガーで、台所が第2話のセットになります。
Cash spills out of it. A lot of cash.
小道具ひとつで、スタントなしで撮れます。
シーンごとの評価
- シーン1磨くフック、転換、クリフハンガーはすべて揃っています。最初の画の順番を見直す必要があります。
- シーン2このまま次のエピソードに舞台を手渡す、短い続きのシーンです。
ひと目でわかる評価
- テンポこのまま1分の中で、ほぼ数行ごとに転換があります。
- フック磨く現金の登場が拭き掃除のあとになっています。先に見せるべきです。
読み手が抱く疑問
- 車に乗っているのは誰でしょうか。